Q&A
Q 鍼は痛いですか?
A はい、痛いですよ!(笑
よく、当院の鍼は痛くありませんとか細い鍼を使っていますなどの宣伝が多いですね。
うちは逆です。
太くて長い鍼も使います。
ですから痛いです、ただし痛いと言っても良い痛みです。(笑
良い痛みと、悪い痛みってあるんです。
まず悪い痛み、これは皮膚に刺したときに切皮痛というのですが
痛みのセンサーに鍼が当たってしまうんです、そのときに「チクッ!」とした痛みが出てしまう時があります。
これは我慢する必要はありません、すぐにおっしゃってください、刺す場所をすぐに変えます。
そして良い痛み、これは凝り固まった場所に鍼が当たった時にズシーンとかズ~~ンと表現したくなる
痛みが出るのですが、これを「鍼の響き」とか「得気」といいます、これは良い痛みです。
分かりやすく言うと「効く~~!」という痛みです。
最近はあまり響かせないような鍼も多いようですが、痛くない鍼は頑固な腰痛や肩凝りには効きません!
また響きは鍼独特の気持ち良さで、これが大好きになる方も多いです。
当院では雀啄といって、少し面倒なのでやらない鍼灸院も多いのですが
電気を流すといったことでごまかさずに、この伝統的な雀啄という技法も使い、響きを起こし
治癒を促進させます。
Q 鍼で神経が切れたりしませんか?
A まずありませんのでそこもご安心ください。
最近ではプロ野球界で鍼治療で神経が傷ついたとかありましたが
あれは後ではっきりと否定されております!
まず神経に鍼が当たっても、神経が逃げるというかずれるというか
貫いてしまうということはありません。
よっぽど乱暴な運針をしたら傷つけるかもしれませんが、それは相当な下手です。。
また仮に当たったとしても、末梢神経なので回復しますのでご安心ください。
当たった時はぴりっと来るくらいです。
中枢神経は回復しませんが、中枢神経というのは脳と脊髄のことなので
両方とも頭蓋骨の中、脊椎の中なので、鍼が入ることは100%ありません。
最後にもう一度、神経が切れたりすることは無いです!
Q 血がでますか?跡は残りますか?
A 血は出るときと出ないときがあります。
ほとんどが滲む程度ですが、たまに血管に当たってしまう時があります。
その時は少し出血しますがすぐに止まります、ただ青タンのような跡ができるときがあります。
これは消えるまで10日くらいかかるときがありますが、特に心配はありません。
鍼の跡というのは体質があり、まったく出ない人も居れば、少しの間だけ赤くなるような人も居ます。
また使う鍼の太さによっても違ってくるので一概には言えません。
Q 鍼が体の中で折れたりしませんか?
A 現代ではまず無いと思います。
昔は製鉄技術が低かったのであったのかもしれませんが
今の時代ではまず無いでしょう。
私自身でも鍼を曲げたり伸ばしたりを何度もしましたが、鍼がちぎれるようなことはありませんでしたので
この心配も無用です。