頚肩腕症候群
最近、よく聞くようになってきた疾患です。
頚腕症候群とも言います。
名前のように首から肩、腕と痛みや痺れを訴えます。
よく言う肩凝りや首痛なども、
頚肩腕症候群の中に入るのですが、この場合(狭義の定義)は
変形性頚椎症でも首のヘルニアでもなく、さらに胸郭出口症候群でもなく、原因不明の
肩凝りや首の痛み、腕の痛みのことを、
頚肩腕症候群と呼びます。
詳しいことは分かっておらず、ストレスやPC作業などで発症すると言われていますが
過度の脳疲労も原因になるようで、心療内科などでも診療しているようです。
男性よりも女性のほうが罹患率は高く、軽症から重症まで幅広いようです。
最近の研究では重症の場合は線維筋痛症のようになっているとのことです。
頚肩腕症候群はWHOでも鍼灸の効果ありとされ、保険適用にもなっています。
私見ですが線維筋痛症のようになっているというのは、まさに凝りが進み
筋肉がガチガチに固まってしまっているのではないかと思います。
その場合は鍼は効果が出やすいのではと思います、これもぜひ試していただきたい疾患です。