ヘバーデン結節・プシャール結節
手の指先の関節が変形し痺れや痛みを訴える病気です。
第一関節が腫れたり痛みがでるのが「ヘバーデン結節」、第二関節に起こるのを「ブシャール結節」といいます。
原因は不明ですが、更年期の女性に多い疾患です。
(リュウマチとは違います)
指先がくの字に曲がっていく病気で、それ以外にも 粘液嚢腫(ミューカスシスト)と呼ばれる水ぶくれが現れることもあります。
有効な対処法はあまり無いようですね。これに対し実は鍼がとても効くのです!
もちろん変形してしまった関節は元に戻すことはできません。
しかし、関節の痛みを取ることはできます。
どういうことかというと、痛みの原因は関節の炎症だと思われていますが(もちろんそれもあります)
それだけでなく関節が変形したことにより、筋肉が引っ張れてそれで神経を刺激して痛みが出ているのです。
ですから、負担のかかっている筋肉を探して、そこに鍼を打ち、筋肉の過緊張を取ってあげるのです。
すると、痛みは大幅に減ります。
ステロイドの注射を打つよりも体への負担は圧倒的に少ないです。
時間もかかりません。
ぜひ鍼の効果を知っていただきたい疾患の1つです。